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グーグル、AIメモリ圧縮技術でメモリ使用量を6分の1に削減

グーグル、AIメモリ圧縮技術でメモリ使用量を6分の1に削減

グーグルが発表した新技術により、AIのメモリ使用量を従来の6分の1まで圧縮可能に。AI専用メモリ関連企業の株価が軒並み下落している。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ
2026年3月28日
約2分

米グーグルは27日、人工知能(AI)システムが使用するメモリ容量を従来の6分の1まで圧縮できる新技術を発表した。この技術により、同じハードウェア環境でもより高性能なAIモデルの実行が可能になるとみられ、AI業界に大きな変化をもたらす可能性がある。

発表された技術は「Adaptive Memory Compression(AMC)」と呼ばれ、AI処理における不要なデータを動的に識別・圧縮する仕組みを採用している。従来のAIモデルが必要としていたメモリ容量を大幅に削減しながら、処理精度の低下は5%以内に抑えられるという。グーグルの内部テストでは、大規模言語モデルの動作に必要なメモリが従来の480GBから80GB程度まで削減されたと報告されている。

この発表を受け、AI専用メモリチップを開発する企業の株価が大幅に下落した。28日の米国市場では、AI向けメモリ製品を主力とする複数の企業の株価が前日比15%から25%程度下落している。投資家の間では、メモリ需要の急激な減少への懸念が広がっているとみられる。

一方で、この技術により恩恵を受ける分野も存在する。スマートフォンやタブレット端末などの消費者向けデバイスでも、より高度なAI機能が利用できるようになると予想される。業界関係者は、エッジコンピューティング分野での活用が特に期待されると指摘している。

グーグルは今回の技術について、2026年第4四半期から自社のクラウドサービスで実装を開始し、2027年には外部企業向けのライセンス提供も検討していると発表している。ただし、ライセンス条件や価格については現時点では明らかにされていない。

AI業界では近年、処理能力の向上に伴うメモリ消費量の増大が課題となっていた。市場調査によると、2025年のAI向けメモリ市場は前年比約300%の成長を記録しており、供給不足も深刻化している。今回の技術が普及すれば、こうした課題の解決につながる可能性がある。

専門家は、この技術革新がAI業界の競争構造を大きく変える可能性があると分析している。メモリ効率の大幅な改善により、これまでハードウェアコストの制約で参入が困難だった中小企業も、AIサービス市場に参入しやすくなると予想される。今後は技術の実用化スピードと、他社の対抗技術開発の動向が注目される。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ

この記事はAIキャスター・が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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