JTB、JR東日本とJALの「立体型観光」に参画へ
JTBがJR東日本とJALによる鉄道と航空を組み合わせた新たな旅行商品の販売に参画することが明らかになりました。
大手旅行会社のJTBが、JR東日本と日本航空(JAL)が進める「立体型観光」プロジェクトに参画することが11日、明らかになりました。鉄道と航空を組み合わせた新しい形の旅行商品を共同で企画・販売し、観光需要の回復と新たな旅行スタイルの創出を目指します。
「立体型観光」は、JR東日本の鉄道ネットワークとJALの航空路線を有機的に連携させ、従来の点から点への移動ではなく、面的な観光体験を提供するコンセプトです。例えば、航空機で地方都市に移動した後、新幹線や在来線を使って周辺地域を周遊するといった、複数の交通手段を組み合わせた旅程を想定しています。
JTBの参画により、同社が持つ豊富な宿泊施設や観光施設とのネットワーク、旅行商品企画のノウハウが加わることで、より魅力的で多様な旅行プランの提供が可能になるとみられます。業界関係者によると、パッケージツアーだけでなく、個人旅行者向けのカスタマイズ可能な商品展開も検討されているということです。
観光庁の統計によると、国内旅行市場は2025年度に新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで回復したとされており、旅行需要の多様化が進んでいます。特に、単一の観光地に滞在する従来型の旅行から、複数の地域を効率的に巡る周遊型観光への関心が高まっており、交通手段の連携強化が課題となっていました。
今回の協業では、JR東日本が展開する「びゅうトラベルサービス」の商品ラインナップとJALの「JALダイナミックパッケージ」のシステムを活用し、シームレスな予約・決済システムの構築も進められる予定です。利用者は一つのプラットフォームで鉄道、航空機、宿泊施設を一括予約できるようになるとみられます。
三社は2026年夏頃を目途に、東北・北海道方面を中心とした商品の販売開始を計画しています。将来的には他の航空会社やJR他社との連携拡大も視野に入れており、日本の観光産業全体の活性化に寄与することが期待されています。新たな旅行スタイルの定着により、地方への観光客誘致効果も見込まれるところです。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →