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体験型観光「ジオツーリズム」が成長、地震多発の日本で新たな振興策

体験型観光「ジオツーリズム」が成長、地震多発の日本で新たな振興策

大地の歴史や地質を学ぶジオツーリズムが日本で注目を集めています。地震大国である特性を活かした新しい観光振興策として期待されています。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー
2026年4月12日
約2分

地質や地形、地球科学的な価値のある場所を訪れる「ジオツーリズム」が、日本の新たな体験型観光として成長を続けています。大地震に見舞われることの多い日本の地質学的特性を逆手に取り、教育的価値の高い観光コンテンツとして注目を集めています。

ジオツーリズムは、地層や岩石、化石などの地質学的な見どころを巡りながら、大地の歴史や成り立ちを学ぶ観光形態です。従来の景観を楽しむだけの観光とは異なり、専門的な知識を交えながら地球の営みを体感できる点が特徴となっています。日本では火山活動や地震活動が活発なため、多様な地質現象を観察できる場所が豊富に存在します。

国内では現在、日本ジオパークネットワークに加盟する44地域(2024年時点)でジオツーリズムの取り組みが進められています。これらの地域では、地質学的な価値を持つ場所を「ジオサイト」として整備し、専門ガイドによる案内サービスや教育プログラムを提供しています。訪問者は単なる観光だけでなく、地震や火山活動のメカニズム、地形形成の過程について学ぶことができます。

特に東日本大震災以降、防災教育の観点からも注目度が高まっています。実際の地震被害を受けた地域では、災害の記録を後世に伝える「災害遺構」とジオツーリズムを組み合わせた取り組みも見られます。これにより、観光振興と防災意識の向上を同時に図る効果が期待されています。

海外からの訪問者にとっても、日本のジオツーリズムは魅力的なコンテンツとなっています。プレート境界に位置する日本特有の地質現象は、地球科学に関心の高い外国人観光客の関心を引いています。観光庁の統計によると、自然体験を目的とした訪日外国人観光客は年々増加傾向にあり、ジオツーリズムもその一翼を担っているとみられます。

一方で、専門的な知識を持つガイドの育成や、分かりやすい解説資料の整備など、課題も残されています。地質学的な専門用語を一般の観光客にも理解しやすく伝える工夫や、多言語対応の充実が求められています。また、地域によっては交通アクセスの改善や安全対策の強化も必要とされています。

今後、ジオツーリズムは持続可能な観光の一形態として、さらなる発展が見込まれています。地域の自然資源を活用しながら教育的価値を提供し、地域経済の活性化にも寄与する可能性があります。デジタル技術を活用したバーチャル体験や、研究機関との連携による学術的なプログラムの充実など、新たな展開も期待されています。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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