2025年中国観光統計、訪中3517万人で過去最高を記録
2025年の中国への外国人観光客数が3517万人に達し、過去最高を更新したことが分かりました。インバウンド観光が完全回復を果たしています。
中国の観光統計によると、2025年に中国を訪れた外国人観光客数が3517万人に達し、過去最高を記録したことが13日、明らかになりました。これにより、新型コロナウイルスの影響で大幅に減少していたインバウンド観光が完全回復を果たしたとみられます。
この数字は、コロナ禍前の2019年に記録していた過去最高の約3100万人を大幅に上回る結果となりました。2020年から2022年にかけて一時は年間数十万人レベルまで激減していた訪中外国人観光客数が、2023年の段階的な国境開放措置以降、急速な回復を見せていました。
地域別では、アジア諸国からの観光客が全体の約70パーセントを占めているとみられ、特に日本、韓国、東南アジア諸国からの観光客数が顕著な伸びを示しました。また、欧米諸国からの観光客も前年比で大幅な増加となり、中国観光の国際的な魅力が回復していることを示しています。
中国政府は2023年以降、観光業の復活に向けて積極的な政策を展開してきました。ビザ免除対象国の拡大や、観光地でのデジタル決済システムの整備、多言語対応サービスの充実などが功を奏したとみられます。また、上海、北京、西安などの主要観光都市では、新たな観光スポットの開発や既存施設のリニューアルも進められています。
観光収入についても、推計で前年比約40パーセント増となり、中国経済の回復を支える重要な要素となっています。特に高級ホテルや免税店での消費が好調で、一人当たりの観光消費額も増加傾向にあります。観光関連産業の雇用創出効果も期待されており、経済全体への波及効果が注目されています。
一方で、観光客数の急増により、人気観光地では混雑や環境負荷の問題も指摘されています。業界関係者からは、持続可能な観光の実現に向けた取り組みの必要性を指摘する声も上がっており、今後の課題となっています。
2026年に入ってからも訪中外国人観光客数は好調な推移を続けているとみられ、業界関係者は今年も過去最高を更新する可能性が高いと予測しています。中国政府は2026年を「観光品質向上年」と位置づけており、量的拡大から質的向上への転換を図る方針を示しています。国際観光市場における中国の存在感がさらに高まることが期待されています。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →