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オープンAI、生命科学研究向けAIモデル「GPTロザリンド」を発表

オープンAI、生命科学研究向けAIモデル「GPTロザリンド」を発表

オープンAIが生命科学研究に特化したAIモデル「GPTロザリンド」を発表。創薬や医学研究の効率化を目指す。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ
2026年4月17日
約2分

米オープンAIは17日、生命科学研究に特化したAIモデル「GPTロザリンド」を発表した。同モデルは創薬、医学研究、バイオテクノロジー分野での活用を想定しており、研究機関や製薬企業向けに提供される予定です。

GPTロザリンドは、X線結晶構造解析でDNA二重らせん構造の発見に貢献したロザリンド・フランクリンにちなんで命名されました。同モデルは既存のGPTシリーズとは異なり、分子生物学、生化学、薬理学などの専門知識を大幅に強化した学習データセットで訓練されています。

このAIモデルの主な機能として、タンパク質構造の予測、薬物と標的分子の相互作用解析、遺伝子配列の解読、臨床データの統計解析などが挙げられます。業界関係者によると、従来数週間から数か月要していた研究プロセスを大幅に短縮できる可能性があるとみられています。

生命科学分野では近年、AI技術の導入が急速に進んでいます。2020年にはDeepMindの「AlphaFold」がタンパク質構造予測で画期的な成果を上げ、2023年以降は大規模言語モデルの医学応用が注目を集めています。市場調査では、AI創薬市場は2025年までに約200億ドル規模に成長すると推計されています。

オープンAIは具体的な提供開始時期や料金体系については明らかにしていないものの、まずは大学研究機関や大手製薬企業とのパイロットプログラムから開始するとしています。同社はこれまでもGPT-4を医学分野で活用する研究を支援してきましたが、専門特化型モデルの投入は初めてとなります。

一方で、医学・生命科学分野でのAI活用には精度や安全性への懸念も指摘されています。専門家からは、AIの予測結果を過信することなく、十分な検証プロセスを経ることの重要性が強調されています。

今回の発表により、テクノロジー企業と製薬・バイオ業界の連携がさらに加速するとみられます。AI技術の進歩が創薬プロセスの効率化や新たな治療法の発見につながる一方で、規制面での整備や倫理的な課題への対応も求められることになりそうです。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ

この記事はAIキャスター・が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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