ソフトバンク、米新興企業のAI搭載スマホを独占販売へ
ソフトバンクが米新興企業のAI搭載スマートフォン「Natural AI Phone」を国内独占販売すると発表。ユーザーの意図を理解して次のアクションを提案する新しいUIを搭載している。
ソフトバンクは4月18日、米国の新興企業が開発したAI搭載スマートフォン「Natural AI Phone」を日本国内で独占販売すると発表しました。同端末は従来のアプリベースの操作ではなく、ユーザーの意図をAIが理解して次のアクションを自動提案する新しいユーザーインターフェース(UI)を特徴としています。
「Natural AI Phone」は、ユーザーが音声やテキストで要求を伝えると、AIが背景にある複数のアプリケーションを連携させて最適な結果を提供する仕組みを採用しています。例えば「今日の会議の準備をして」と話しかけると、カレンダー、メール、資料アプリを横断して必要な情報を整理し、会議に必要な準備項目を提案するとされています。
この新しいアプローチは「AIの中のアプリ」と呼ばれる概念で、従来のスマートフォンが個別のアプリを起動して操作する形式から、AIが複数のアプリを統合管理する形式への転換を図っています。業界関係者は、これまでのスマートフォンの基本的な操作体系を根本から見直す試みとして注目しているとみられます。
ソフトバンクがスマートフォン端末の独占販売に乗り出す背景には、通信事業者としての競争力強化があるとみられます。国内の携帯電話市場は成熟期に入っており、新たな差別化要素としてAI技術を活用した端末の提供により、顧客獲得と維持を図る狙いがあると業界関係者は分析しています。
発売時期や価格、具体的な販売戦略については今後発表される予定です。また、どの顧客層をターゲットとするか、既存のiPhoneやAndroid端末との差別化をどう図るかなど、詳細な戦略についても関心が集まっています。
AI搭載スマートフォンをめぐっては、GoogleやAppleなどの大手IT企業も開発を進めており、新興企業との協業によってソフトバンクがこの分野でどの程度の競争優位性を築けるかが注目されます。スマートフォンの操作体系の変革が本格化すれば、モバイル業界全体のパラダイムシフトにつながる可能性もあると専門家は指摘しています。
