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スポーツ庁、小中学校プール授業の実態調査開始 取りやめ校増加で

スポーツ庁、小中学校プール授業の実態調査開始 取りやめ校増加で

スポーツ庁は小中学校でのプール授業取りやめが増加していることを受け、全国的な実態調査を開始しました。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー
2026年4月19日
約2分

スポーツ庁は19日、全国の小中学校におけるプール授業の実態調査を開始したことを明らかにしました。近年、施設の老朽化や維持費の高騰、指導者不足などを理由にプール授業を取りやめる学校が増加傾向にあることから、現状把握と対策検討のため全国規模での調査に踏み切りました。

調査は全国約2万9000校の公立小中学校を対象に実施されます。プール設備の有無や稼働状況、授業実施の可否、取りやめた場合の理由、代替措置の内容などについて詳細な聞き取りが行われる予定です。また、民間プール施設の活用状況や、水泳指導における外部指導者の活用実態についても調査項目に含まれています。

文部科学省の学校基本調査によると、全国の公立小学校のうち約85%がプール設備を保有しているとされていますが、実際に水泳授業を実施している学校の割合は近年減少傾向にあるとみられています。特に地方の小規模校では、プール設備の維持管理費が学校運営の大きな負担となっており、施設の老朽化に伴う安全性の確保も課題となっています。

プール授業の取りやめが増加している背景には、複数の要因が重なっています。築30年を超える老朽化したプール設備の改修費用は1校当たり数千万円規模に上るケースも多く、自治体の財政状況が厳しい中で予算確保が困難な状況があります。また、水質管理や安全監視に必要な専門知識を持つ教職員の確保も難しくなっており、外部委託費用の増加も学校側の負担となっています。

一方で、プール授業を取りやめた学校では、近隣の民間プール施設を活用した校外学習や、他校との施設共用などの代替措置を講じるケースが増えています。しかし、移動時間やバス代などの追加コストが発生することから、授業時間数の確保や教育内容の充実には課題も残されている状況です。

学習指導要領では、小中学校の体育において水泳は必修とされており、児童生徒の基礎的な泳力向上は重要な教育目標の一つとなっています。しかし、現実には地域や学校間での教育格差が生じている可能性があり、全国一律の教育水準確保が課題となっています。

今回の調査結果は今年夏頃までにまとめられる予定で、スポーツ庁では調査結果を踏まえて学校プール施設の効率的な運営方法や、民間施設との連携強化に向けた支援策の検討を進める方針です。また、自治体向けのガイドラインの策定や、施設整備に対する財政支援の拡充なども検討課題として挙がっており、子どもたちの水泳教育環境の改善に向けた具体的な対策が期待されています。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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