Google AI Ultra大幅値下げ、月1万4500円に
GoogleがGeminiの最上位プラン「Google AI Ultra」の価格を大幅に引き下げ、月額1万4500円から利用可能になりました。
Googleは5月20日、AI技術「Gemini」の最上位プラン「Google AI Ultra」の価格を大幅に引き下げ、月額1万4500円から利用可能にすると発表しました。これまでの価格は月額3万円台とみられており、約50%の値下げとなります。
Google AI Ultraは、同社が開発した大規模言語モデル「Gemini Ultra」を活用したサービスで、高度な文章生成、データ分析、プログラミング支援などの機能を提供します。企業向けには無制限のAPIアクセスや専用サポート、セキュリティ機能の強化なども含まれています。
今回の価格改定の背景には、OpenAIのGPT-4やMicrosoftのCopilot、Amazon Bedrockなど、企業向けAIサービス市場での競争激化があるとみられます。業界関係者によると、各社が価格競争に踏み切ることで、AI技術の企業導入が加速する可能性が指摘されています。
調査会社の報告では、企業向けAIサービス市場は2026年に約500億ドル規模に達すると推計されており、価格の手頃さは導入の大きな要因となっています。特に中小企業では、月額3万円超のコストがAI導入の障壁となっていたケースが多く報告されていました。
Googleは併せて、新規契約者向けに30日間の無料トライアル期間も提供すると発表しました。また、年間契約の場合は更に割引が適用され、月額換算で1万2000円程度まで下がる見込みです。
AI関連企業の株価は、この価格競争の影響で動きが見られています。専門家は「価格下落により市場拡大は期待できる一方、各社の収益性への影響は注視が必要」と分析しています。
今回の価格改定により、企業のAI活用がさらに進む可能性があります。特に日本国内では、DX推進を掲げる企業が多く、コスト面での障壁が下がることで導入検討が本格化すると予想されます。Googleの戦略的な価格設定が、AI市場全体にどのような影響を与えるか注目されています。
