Google AI Pro、容量を2TBから5TBに増量 価格据え置きで提供
Googleが「Google AI Pro」のストレージ容量を2TBから5TBに大幅増量し、価格は据え置きで提供することを発表しました。
Googleが提供するAIサービス「Google AI Pro」において、ストレージ容量を従来の2TBから5TBへと2.5倍に増量することが明らかになりました。価格は現行のまま据え置かれる予定で、ユーザーにとって大幅なコストパフォーマンスの向上となります。
Google AI Proは、企業や開発者向けに提供されているクラウドベースのAIプラットフォームサービスです。機械学習モデルの訓練やデータ処理、大規模なAI開発プロジェクトに必要なコンピューティングリソースとストレージを統合的に提供しています。これまで2TBのストレージ容量で提供されてきましたが、利用者からの容量拡大要望が高まっていました。
今回の容量増量は、AIモデルの大型化と高度化に伴うデータ保存需要の急激な増加に対応したものとみられます。特に生成AIや大規模言語モデルの開発では、訓練データセットや中間生成ファイル、モデルの重みデータなどで膨大なストレージが必要となっており、従来の2TB容量では不足するケースが頻発していました。
クラウドストレージ市場では、AmazonのAWS、MicrosoftのAzureなどの競合他社も同様にAI向けサービスの容量拡大を進めており、価格競争が激化しています。業界関係者によると、AI開発市場の成長率は年率30%を超えるペースで拡大しており、各社ともユーザー獲得に向けたサービス強化を急いでいるとされます。
Googleは昨年からAI関連サービスへの投資を加速させており、同社の2025年第4四半期決算(推計ベース)では、クラウド部門の売上高が前年同期比で約25%増加したとの報道もあります。今回のストレージ増量も、この戦略の一環として位置づけられています。
新しい5TB容量でのGoogle AI Proサービスは、4月中旬から段階的に提供開始される予定です。既存ユーザーには自動的に容量が拡張され、追加料金は発生しない見込みです。また、新規ユーザー向けには無料トライアル期間も設けられるとみられます。
今回の大幅な容量増量により、AI開発プロジェクトのさらなる大規模化と高度化が進むと予想されます。一方で、他の主要クラウドプロバイダーも対抗措置を講じる可能性が高く、AI開発者にとってより充実したサービス選択肢が提供されることになりそうです。
