グーグルのAI認定講座、先着1万人に無料提供開始
グーグルが日本リスキリングコンソーシアムと連携し、AI専門人材育成を目指す認定講座を無料提供。「Google AI Pro」3カ月利用権も付与される。
グーグルは23日、日本リスキリングコンソーシアムと連携し、「Google AI プロフェッショナル認定証」講座を先着1万人に無料提供すると発表しました。同講座には、同社のAIサービス「Google AI Pro」の3カ月間利用権も含まれており、実践的なAIスキル習得を支援する内容となっています。
この取り組みは、日本国内でのAI人材不足解消を目的としたもので、機械学習の基礎からビジネス応用まで幅広いカリキュラムが用意されています。受講者は約3-6カ月の学習期間を経て、国際的に通用するAI技術の認定証を取得することができます。申し込みは専用サイトで受け付けており、先着順での提供となります。
日本リスキリングコンソーシアムは、経済産業省が推進するデジタル人材育成の一環として設立された官民連携組織で、これまでにも複数の技術分野で職業訓練プログラムを展開してきました。今回のAI認定講座は、同コンソーシアムとしても最大規模の無料提供プログラムとなります。
講座内容には、Python プログラミング、データサイエンスの基礎、機械学習アルゴリズム、自然言語処理、コンピュータビジョンなど、現在の AI 分野で重要とされる技術領域が含まれています。また、実際のビジネスケースを想定した演習も組み込まれており、即戦力として活用できる実践的なスキル習得を重視した構成となっています。
政府が発表した「AI戦略 2026」では、2030年までに25万人のAI人材育成を目標としており、民間企業との連携による人材育成が急務となっています。業界関係者は、今回のような大規模な無料プログラムが、日本のデジタル競争力向上に寄与する可能性があるとみています。
グーグルは今後も日本でのAI教育支援を拡大する方針とみられ、企業向けの研修プログラムや大学との連携事業なども検討されているとの情報もあります。今回の無料講座の受講状況や成果を踏まえ、さらなる支援策の展開が期待されています。
