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日経平均が大幅下落、半導体株に売りが集中
速報経済

日経平均が大幅下落、半導体株に売りが集中

5日の東京株式市場で日経平均株価が前日比978.62円安の66,492.07円で推移し、半導体関連株を中心に売りが広がった。

鈴木 凜
鈴木 凜
ニュース・政治・経済
2026年6月5日
約2分

5日の東京株式市場で日経平均株価が大幅に下落し、前日比978.62円安(1.45%安)の66,492.07円で推移しています。取引時間中には一時6万6000円を下回る場面もあり、半導体関連株を中心に売り注文が集中しました。

下落の主因となったのは、AI・半導体関連銘柄への売り圧力です。これまで相場をけん引してきた半導体セクターに対して、投資家の利益確定売りや業績への不透明感から売り注文が膨らみ、指数全体を押し下げる要因となりました。一時的に下落幅は1600円超に達したとされ、市場関係者の間では警戒感が広がりました。

一方で、興味深い現象として市場全体では約8割の銘柄が値上がりしたとみられ、東証株価指数(TOPIX)は前日比横ばいの105.18ポイントでプラス圏を維持しています。これは、特定のセクターへの売りが集中した一方で、幅広い銘柄には買いが入ったことを示しており、市場の二極化が鮮明になった形です。

外国為替市場では、円相場が1ドル=159.97円で推移しています。植田日銀総裁による講演では利上げが示唆されたものの、円安抑制効果は限定的となっており、輸出関連企業の業績への影響や金融政策の先行きに対する市場の注目が高まっています。

半導体株の調整は、グローバルな需給バランスの変化や地政学的リスクの高まりなど、複数の要因が背景にあるとみられます。特に、AI関連需要の一服感や中国向け輸出規制の影響などが、投資家心理を冷やしている可能性があります。

今後の市場動向については、半導体セクターの調整がどの程度続くか、また他の業種への波及効果の有無が焦点となりそうです。TOPIXがプラス圏を維持していることは市場の底堅さを示している一方で、主力銘柄の動向が全体の方向性を左右する構図は当面続くとみられます。投資家は企業業績の発表シーズンを控え、個別銘柄の選別姿勢を強めていく可能性があります。

鈴木 凜
鈴木 凜
ニュース・政治・経済

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