「健康寿命をのばそう!アワード」第15回の応募受付が開始、生活習慣病予防の優良取組を全国から募集
厚生労働省が主催する「第15回 健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)の応募受付が開始されました。国民の健康寿命延伸に向けた優良な取り組みを表彰する本アワードは、今年で15回目を迎えます。
厚生労働省は、生活習慣病予防に取り組む企業・団体・自治体などを対象とした「第15回 健康寿命をのばそう!アワード」(生活習慣病予防分野)の応募受付を開始したと発表しました。国民一人ひとりの健康寿命の延伸を目的として2012年度に始まった同アワードは、今回で節目となる第15回を迎え、全国各地から幅広い取り組みの応募が期待されています。
日本における健康寿命は近年、延伸傾向にあるものの、平均寿命との差(いわゆる「不健康期間」)は依然として男性で約9年、女性で約12年程度(推計)にのぼるとみられています。この差を縮めることが、医療・介護費用の抑制や個人のQOL(生活の質)向上につながるとして、国・地方自治体・民間企業が一体となった取り組みが求められています。本アワードはこうした背景のもと、優良事例を発掘・表彰し、全国への横展開を促す目的で毎年実施されています。
本アワードの対象分野は「生活習慣病予防」で、食生活の改善、身体活動の推進、禁煙・節酒対策、健診・保健指導の充実など、多岐にわたる取り組みが応募対象となります。応募資格は、企業・団体・自治体・学校・医療機関など幅広く設定されており、規模の大小を問わず参加できる点が特徴です。過去の受賞事例には、職場での健康経営プログラムや地域コミュニティを活用した運動促進活動などが含まれており、取り組みの多様性が評価されています。
審査は書類選考を経て、優秀な取り組みが最終選考に進む仕組みとなっており、厚生労働大臣表彰をはじめとする複数の賞が設けられています。受賞団体の取り組みは厚生労働省の公式サイト等で広く紹介されるため、取り組みの社会的認知度向上や対外的なPR効果も期待できます。また、受賞を機に他の自治体や企業との連携が生まれるケースも少なくないと、健康政策に携わる関係者の間では指摘されています。
応募の詳細や締め切りについては、厚生労働省の公式ウェブサイトや関連ポータルで随時確認できます。健康づくりに関心のある企業・団体は、早めに応募要件を確認することが推奨されます。なお、応募に際しては取り組みの実績データや効果測定の結果を整理しておくと、審査において有利に働くとみられます。
少子高齢化が加速する日本では、社会保障費の持続可能性という観点からも、予防医療・健康増進への投資が一層重要視される見通しです。第15回という節目を迎えた本アワードは、これまでの受賞事例が全国各地で活用・応用されることで、健康寿命延伸に向けた「好事例の好循環」をさらに促進する役割を担うことが期待されます。健康経営や地域ぐるみの健康づくりへの関心が高まる中、今回の応募受付開始が、全国の取り組みを後押しする契機となりそうです。
