高市早苗首相は11日、週刊文春が報じた秘書による他候補への中傷動画作成疑惑について「私は週刊誌より秘書を信じる」と述べ、報道内容を否定する姿勢を示しました。首相官邸で記者団の質問に答えたもので、政権への影響を懸念する声も上がっています。
週刊文春は今週号で、高市首相の秘書が過去の選挙戦において、対立候補を中傷する内容の動画を作成していたと報じていました。この報道に対し高市首相は「報道の内容は事実と異なる」として、秘書への信頼を強調する発言を行いました。
高市首相は2024年9月の自民党総裁選を経て首相に就任して以来、政権運営の安定化に努めてきました。支持率は就任当初の60%台から現在は50%台前半で推移しているとみられ、今回の報道が政権基盤に与える影響が注目されています。
政治評論家らは、首相の対応について慎重な見方を示しています。過去にも政治家の秘書を巡る問題が政権に大きな影響を与えた事例があることから、野党側は国会での追及を強める構えを見せています。
自民党内では、この問題が来年予定されている衆議院選挙に向けた党勢に影響を与える可能性を懸念する声も出ています。党幹部らは事態の推移を注視しており、必要に応じて対応を検討するとしています。
高市首相は今後も秘書への信頼を維持する姿勢を示していますが、野党や一部メディアからの追及が続くとみられます。政権の安定性と国政への影響を最小限に抑えるため、首相官邸の対応が注目される状況が続きそうです。
