JTBと熊本県、XR観光コンテンツ「くまモンダンジョン」開始
JTB、熊本県、ABALが連携し、くまモンを活用したXR観光コンテンツ「くまモンダンジョン」を開始。観光地をモチーフにした仮想空間での新たな観光体験を提供します。
JTB、熊本県、ABALの3者は6月14日、XR(拡張現実)技術を活用した新しい観光コンテンツ「くまモンダンジョン」の提供を開始したと発表しました。熊本県の人気キャラクター「くまモン」と県内観光地をモチーフにした仮想空間で、利用者が冒険体験を楽しめる革新的なサービスです。
「くまモンダンジョン」は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を組み合わせたXR技術により、熊本城や阿蘇山、天草などの県内主要観光地を忠実に再現した仮想空間を構築しています。利用者はくまモンと一緒に各観光地を巡りながら、クイズやミニゲームに挑戦し、熊本の歴史や文化について学ぶことができます。
このプロジェクトの背景には、コロナ禍以降の観光業界における新たな体験価値の創出ニーズがあります。観光庁の統計によると、2023年の国内旅行者数は約3億2,000万人となっており、パンデミック前の水準に回復傾向を示しています。一方で、デジタル技術を活用した観光コンテンツへの関心も高まっており、特に若年層を中心にXR体験への需要が拡大しています。
熊本県では、2016年の熊本地震からの復興と観光振興を両立させる取り組みを継続しており、くまモンを活用したプロモーション活動が重要な役割を果たしています。県の調査では、くまモンの経済効果は年間約1,400億円と推計されており、今回のXRコンテンツもその一環として位置づけられています。
XR技術を手がけるABALは、これまでにも複数の自治体と連携した観光コンテンツの開発実績を持っています。同社の技術により、実際の観光地の魅力を損なうことなく、仮想空間ならではの体験要素を付加することで、新しい形の観光プロモーションを実現しています。
「くまモンダンジョン」は専用アプリを通じて利用可能で、スマートフォンやタブレット端末があれば手軽にアクセスできる設計となっています。また、体験後には実際の観光地への訪問を促すクーポンや特典情報も提供される予定で、バーチャルとリアルの観光体験の相乗効果を狙っています。
今後は利用者の反応や効果検証を踏まえ、コンテンツの拡充や他地域への展開も検討されています。XR技術を活用した観光プロモーションは、地方創生や観光DX推進の新たなモデルケースとして、全国の自治体から注目を集めそうです。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →