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香港政府観光局が新グローバルキャンペーン始動、日本では秋から広告展開へ

香港政府観光局が新グローバルキャンペーン始動、日本では秋から広告展開へ

香港政府観光局は、都市の「日常の活気」を旅行体験の価値として発信する新たなグローバルキャンペーンを始動させた。日本市場向けには2026年秋から本格的な広告展開が予定されている。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー
2026年7月27日
約3分

香港政府観光局(HKTB)は2026年7月、都市に息づく「日常の活気」をテーマとした新グローバルキャンペーンを正式に始動させた。観光地としての香港の魅力を従来の「名所・スポット紹介」から一歩踏み込み、現地の人々が暮らす街のエネルギーやリアルな生活文化そのものを「体験価値」として世界に向けて発信していく方針を打ち出した形だ。

日本市場に向けては、2026年秋からテレビCMやデジタル広告、交通広告など複数チャネルを組み合わせた広告展開が予定されている。日本は香港にとって訪問者数の多い重要な市場のひとつとみられており、今回のキャンペーンでも特に力を入れる対象国として位置づけられている。具体的なクリエイティブや出稿規模については現時点で詳細は明らかにされていないが、業界関係者の間では相応の予算規模になるとみられている。

新キャンペーンのコアコンセプトは、香港の「日常」が持つ多層的な魅力にある。早朝から深夜まで街が動き続ける飲茶文化や路面店が立ち並ぶ街路、活気ある市場(マーケット)、そして東西が交差する独自の食文化——これらを観光ポスター的な「絵」として見せるのではなく、旅行者自身がその空気の中に溶け込む「体験」として提案するアプローチが特徴とされる。コロナ禍以降、観光分野では「モノより体験」を重視する傾向が世界的に強まっており、今回のキャンペーンはその潮流を捉えた戦略といえる。

香港観光業をめぐる背景としては、新型コロナウイルスの影響で激減した訪問者数が回復傾向にある一方、観光客の消費行動や旅行スタイルがコロナ前から大きく変化しているという事情がある。業界関係者の分析によれば、近年の旅行者は有名観光スポットを「こなす」旅よりも、その街ならではの日常に触れるローカル体験を求める傾向が強まっているとみられる。HKTBの新キャンペーンはこうした需要の変化に対応しようとするものとみられる。

日本との関係においては、円安基調が続く為替環境の影響もあり、日本から香港への渡航コストが一定の課題となっている面もある。一方で、東京や大阪からのフライト時間が約4〜5時間程度(報道ベース)と比較的短く、ビザが不要(日本国籍の場合)であることなどから、気軽に訪れやすい都市としての認知は依然として高い。秋の広告展開はゴールデンウィークや年末年始の旅行計画を見越した需要喚起を狙うとみられる。

エンターテインメントやグルメ、ショッピングなど多面的な魅力を持つ香港だが、今回のキャンペーンではそれらを「点」として紹介するのではなく、街全体の「空気感」を一つのコンテンツとして届けることに主眼が置かれているとみられる。SNSとの親和性も高いコンセプトであり、旅行者自身が現地での体験を発信することでキャンペーン効果が広がる「クチコミ拡散」効果も期待されているとみられる。

今後の展望としては、2026年秋の日本向け広告展開を皮切りに、年末から年明けにかけての旅行需要をどれだけ取り込めるかが注目される。観光業界の関係者の間では、香港が「体験型観光」の発信地として再び注目を集める可能性があると見る向きもある。香港政府観光局の今後のキャンペーン詳細の公表や、日本市場でのプロモーション展開の動向が引き続き注目されそうだ。

葵 美咲
葵 美咲
スポーツ・エンタメ・レジャー

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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