Google、大学生向けAI Plus1年無料 Geminiに学習支援機能追加
Googleは日本在住の18〜24歳の大学生を対象に、有料プラン「Google AI Plus」を1年間無料で提供する新キャンペーンを開始しました。Geminiアプリには学習ノートブックなど学生向け新機能も加わります。
Googleは、日本に居住する18〜24歳の大学生を対象に、AIサブスクリプション「Google AI Plus」を1年間無料で提供するキャンペーンを開始しました。対象となるのは新規ユーザーに加え、2025年に実施された「Google AI Pro」の学生向け無料トライアルが期限切れとなった学生も含まれます。利用にあたっては学生としての資格認証が必要で、認証状態を維持することでアクセスが継続される仕組みです。
今回の学割プランでは、AIチャットサービス「Gemini」の利用枠が通常の2倍に拡大されるほか、Gmail・ドライブ・フォトで共通利用できる400GBのクラウドストレージが付与されます。加えて、動画生成機能「Gemini Omni」へのアクセスや、学習ノートブックで扱えるソース資料の上限拡大、インタラクティブな図解表示、Gemini Liveといった機能も特典に含まれています。
学習ノートブック機能では、シラバスや講義ノート、授業教材をアップロードすることで、内容に応じた学習ガイドやクイズ、要約を自動生成できます。回答はアップロードされた資料を根拠に提示されるため、実際の授業内容に沿った学習支援が可能になるとしています。数学の問題などをアップロードすれば、Geminiが段階的な解説を示し、学生が自力で答えを導けるようサポートする機能も用意されています。
また、Gemini Liveを使えば、リアルタイムの会話形式で難しい概念の理解を深めることができ、複雑な内容をインタラクティブな図解に変換して学習に役立てることも可能です。試験対策としては、ノートやスライドなどの資料を学習ガイド、模擬テスト、ポッドキャスト形式に変換できる機能も提供されます。
Googleは以前にも学生向けの無料キャンペーンを実施していましたが、こちらは2025年10月6日に終了し、対象地域でも利用できなくなっていました。今回発表されたキャンペーンは、その後継となる新たな学生向け施策と位置づけられます。
利用開始にあたっては2026年12月31日までに申し込む必要があり、登録時には支払い方法の登録が求められます。無料期間の終了前に解約しない場合、その後は月額725円が自動的に請求される仕組みとなっています。解約はいつでも可能とされています。
AIを活用した学習支援サービスは各社で拡充が進んでおり、大学生を対象とした無料提供は今後もサービス内容の見直しや対象条件の変更が行われる可能性があります。学生にとっては学習効率を高める選択肢の一つとして注目されそうですが、無料期間終了後の課金条件については事前の確認が必要になりそうです。
