十和田湖クマ被害受け市長が現場視察、秋観光へ対策強化
青森県十和田市の瞰湖台展望台付近で外国人観光客がクマに襲われた被害を受け、櫻田百合子市長が25日に現場を視察し、秋の観光シーズンに向けた注意喚起・対策強化の方針を示しました。
青森県十和田市奥瀬の十和田湖畔にある瞰湖台展望台付近で、2026年8月22日、観光に訪れていた外国人男性がクマに右腕をかまれて負傷する被害が発生しました。これを受け、十和田市の櫻田百合子市長は25日、被害があった現場を視察しました。
現場には、被害を受けた男性のものとみられる眼鏡やペットボトルが散乱しており、クマのものとみられる排泄物も残されていました。櫻田市長は視察後、「(これまでも)目撃情報はあったんですけれども、このように人身被害を受けたということで、大変重く受け止めております」と述べました。
十和田市は被害を受けて、周辺に設置していた箱わなを3基から5基に増設して対応を強めましたが、25日時点でクマはまだ捕獲されていません。危険防止のため、現場近くの瞰湖台展望台と公衆トイレは8月24日から閉鎖されており、市は周辺に注意喚起の看板を6枚設置しました。このうち2枚は外国人観光客向けに英語表記としています。
十和田湖周辺は国内外から観光客が訪れる人気エリアで、インバウンド需要も高いことから、外国人観光客への注意喚起が課題となっています。今回の被害が発生した瞰湖台周辺では、男性が襲われた翌日にもクマの目撃情報が1件確認されており、警戒が続いている状況です。
青森県内ではツキノワグマの出没警報が続いており、今シーズンすでに人的被害は3件発生しています。今回の十和田市での被害はそのうちの1件とみられ、観光地でのクマ被害への対応が県内全体の課題となっています。
櫻田市長は今後の対応について、「宿泊施設や飲食店などにはお配りしていたのですが、改めて注意喚起のチラシをご説明いただく。宿泊者のみなさまに、外国人の方にお願いを行ってまいりますし、秋の観光シーズン前には改めて、その都度お願いをしていきたいと思っております」と述べ、外国人観光客向けの周知強化を進める考えを示しました。
十和田市は秋の観光シーズンを控え、当面の間24時間態勢でクマの対応にあたるとともに、周辺のパトロールを強化する方針です。今後は展望台周辺の閉鎖措置に加え、宿泊施設や飲食店を通じた注意喚起の徹底が図られる見通しで、安全に散策できる環境づくりが進められることになりそうです。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →
