デスバレーで仏人観光客死亡、車立ち往生し徒歩移動 気温46.6度
米カリフォルニア州デスバレーで、車が泥にはまり動けなくなったフランス人観光客が助けを求めて徒歩移動中に死亡しました。当日の最高気温は46.6度に達していました。
米カリフォルニア州のデスバレー国立公園で、フランス人観光客の車が塩類平原で泥にはまり動けなくなり、助けを求めて徒歩で移動していた男性1人が死亡していたことが、国立公園局の発表で分かりました。死亡したのはピエール・ミシェル・フォルモサさん(68)です。
国立公園局によると、フォルモサさんは8月17日、仲間の男性1人とともにデスバレーを訪れていました。2人が乗った車は塩類平原で泥にはまって立ち往生し、近くに助けを求められる車が見当たらなかったことから、2人は徒歩で助けを探すことにしました。しかしこの日の最高気温は46.6度に達しており、フォルモサさんは2.1キロほど歩いたところで動けなくなったということです。
一緒にいた男性はそのまま歩き続け、通りかかった車に発見されました。通報を受けた国立公園局や警察などは捜索救助隊を派遣し、ヘリコプターも出動して捜索にあたりました。その結果、同日午後にフォルモサさんが発見されましたが、その場で死亡が確認されたということです。
デスバレー国立公園は今回の事案について、「ここでは瞬く間に危険な状況に陥りかねないことを再認識させた痛ましい出来事だった」とコメントし、「デスバレーは特別な場所ではあるが、その暑さと距離、辺境性は、経験に関係なく危険を招き得る」と注意を呼びかけました。フォルモサさんの死因や死に至った経緯については、インヨー郡の検視局が調査を進めるとしています。
デスバレー国立公園は、北米大陸で最も標高が低く、最も暑く、最も乾燥した場所として知られています。公園当局によれば、園内では携帯電話の電波がほぼ届かないエリアが多く、助けを呼んだとしても救助隊の到着までに何時間もかかることがあるといいます。今回のケースでも、車が動けなくなった地点は救助を呼べる状況になかったとみられ、広大で人けの少ない地形が救助を難しくした背景にあるとみられます。
夏場のデスバレーは連日40度台後半に達する記録的な酷暑となることが知られており、観光客にとっては訪問時期や装備、車両の整備状況が生死を分けかねない環境です。今後はインヨー郡検視局による死因調査の結果とともに、公園側が訪問者向けの安全対策や注意喚起をどのように強化していくかが注目されます。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →