最上町長選挙告示、新人2人の一騎打ち 20年ぶり選挙戦に
山形県最上町長選挙が9月1日に告示され、新人2人が立候補を届け出ました。2006年以来20年ぶりとなる選挙戦は、9月6日に投開票が行われます。
任期満了に伴う山形県最上町長選挙が9月1日に告示され、いずれも無所属の新人2人が立候補を届け出ました。届け出順に、前の町議会議員である菅孝さん(63)と、前の副町長である伊藤勝さん(67)で、これまでのところ他に立候補の動きは確認されておらず、新人同士による一騎打ちとなる公算が大きくなっています。
最上町長選挙で選挙戦が行われるのは2006年以来、実に20年ぶりのこととなります。長らく無投票が続いてきた同町の首長選びが、今回は町民による選択に委ねられる形となり、地元の関心も高まっています。
菅孝候補は、町内を1軒1軒回る中で、1人暮らしや2人暮らしの高齢世帯が多いこと、また空き家の増加を実感してきたとしており、除雪対策をはじめとした高齢者の暮らしの安心・安全の確保を訴えています。町の疲弊に歯止めをかけ、明るい町づくりを進めたいとの考えを示しました。
一方、伊藤勝候補は、役場が変わることで町全体が変わっていくとの考えを掲げ、対話と実行を重視する姿勢を示しています。町の将来や子どもたちのために前向きな変化を実現したいとし、若者が訪れたくなる、また戻ってきたくなるような町づくりを目指す方針を打ち出しました。
8月31日時点での最上町の有権者数は6147人となっています。人口減少や高齢化が進む地方の町にとって、町長選挙の結果は今後の行政運営の方向性を左右する重要な意味を持つとみられます。
投開票は9月6日に行われる予定です。20年ぶりの選挙戦となる今回、除雪対策や高齢者福祉といった生活基盤の課題と、役場改革や若年層の定住促進といった将来を見据えた課題のどちらに町民の支持が集まるか、今後の選挙戦の展開が注目されます。

