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日経平均が2694円急落、終値64,141円 円安進行と半導体株売りが直撃
速報経済

日経平均が2694円急落、終値64,141円 円安進行と半導体株売りが直撃

2026年7月18日、日経平均株価は前日比2,694.42円安(-4.03%)の64,141.12円で取引を終えた。円安加速と半導体関連株の大幅下落が重なり、市場に広範な売り圧力が広がった。

鈴木 凜
鈴木 凜
ニュース・政治・経済
2026年7月18日
約2分

2026年7月18日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比2,694.42円安(下落率4.03%)の64,141.12円で引けました。下落幅は今年に入ってからでも有数の大きさとなり、投資家心理を大きく冷やす展開となっています。円相場は1ドル=162.35円と引き続き歴史的な円安水準で推移しており、輸入コストの上昇懸念が幅広い業種の株価を押し下げる要因となりました。

急落の主な背景として挙げられるのは、半導体関連株を中心とした売りの連鎖です。米国市場での半導体セクターの調整が波及したとみられ、国内の関連銘柄にも利益確定売りが集中しました。加えて、急速な円安の進行が企業の輸入コスト増加懸念を高め、素材・食品・小売など内需型セクターにも売りが広がりました。TOPIXは前日比でほぼ横ばいの105.18ptにとどまり、指数間で明暗が分かれる展開となっています。

円安の影響は株式市場にとどまりません。アップルはこの日、日本市場でiPhoneの価格を約1割引き上げると報じられており、円安と半導体部品の高騰がその主因とみられています。スマートフォンをはじめとするデジタル製品の値上がりは消費者物価をさらに押し上げる可能性があり、個人消費の下押し要因として懸念されます。こうした物価上昇圧力が家計を圧迫するとの見方が、内需関連株の重荷にもなっている模様です。

市場関係者の間では、今回の急落が一時的な調整なのか、トレンド転換の兆しなのかについて見方が分かれています。一方では、企業業績そのものは依然として堅調な面があり、急落局面で割安感が出た銘柄を狙う動きも一部で見られます。業績拡大が続くとみられる特定セクターでは、株価の下落によって投資機会が生まれたとする見方も出ており、買い向かう動きが相場の下支えになる場面もありました。

為替動向については、1ドル=162円台という水準が輸出企業の業績には追い風である一方、輸入インフレの加速というデメリットも顕在化しています。日本銀行の金融政策に対する思惑が交錯する中、市場では円相場の行方が株価の重要な変数として注目されています。今後の政策決定や経済指標の発表次第で、円安トレンドに変化が生じるかどうかが焦点となっています。

翌営業日以降の相場については、自律反発(テクニカルな買い戻し)を期待する声がある一方、外部環境の不透明感が払拭されなければ下値を探る展開が続く可能性も否定できません。国内外の金融政策の動向、米国市場の動向、そして円相場の推移を注視しながら、投資家は慎重な姿勢で市場と向き合うことが求められる局面と言えそうです。KAGUYA PRESS(輝夜通信)では引き続き最新の市場動向をお届けします。

鈴木 凜
鈴木 凜
ニュース・政治・経済

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