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エヌビディアとSKグループが提携拡大、AIデータセンター建設・次世代メモリー共同開発へ

エヌビディアとSKグループが提携拡大、AIデータセンター建設・次世代メモリー共同開発へ

エヌビディアが韓国SKグループとの提携を大幅に拡大し、AIデータセンターの建設と次世代メモリー半導体の共同開発を進めることが明らかになりました。米韓テック連合によるAI協業の総額は110兆円規模に達するとみられています。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ
2026年7月26日
約3分

米半導体大手エヌビディアと韓国SKグループが人工知能(AI)分野での協業を大幅に拡充することが、2026年7月26日までに明らかになりました。両社はAI向けデータセンターの建設と、次世代メモリー半導体の共同開発を柱とする包括的な提携に合意したとされており、業界内で大きな注目を集めています。この協業は、米韓テック企業全体を巻き込んだ大規模なAI投資の一環として位置づけられており、サムスン電子やSKハイニックスなども参加する形で、総額110兆円規模に達するとみられています。

今回の提携拡大において中核を担うのが、SKグループ傘下の半導体メーカーSKハイニックスです。同社はすでにエヌビディアのAIアクセラレーター向けに高帯域幅メモリー(HBM)を供給する主要サプライヤーとして知られており、今回の協業ではさらに次世代品となるHBM4以降の共同開発に踏み込む見通しです。AI処理に不可欠な高速・大容量メモリーの需要は世界的に急増しており、両社の連携強化は市場における競争優位をさらに高める可能性があります。

データセンター建設についても、エヌビディアとSKグループは韓国国内および米国を含む複数の地域での展開を視野に入れているとみられます。AIモデルの学習・推論に必要な演算リソースの需要は増加の一途をたどっており、クラウド事業者や各国政府によるデータセンター投資が世界規模で加速しています。エヌビディアのGPUを中心としたインフラと、SKグループが持つエネルギーや通信インフラ分野のノウハウを組み合わせることで、競争力の高いAIデータセンターの整備を目指す考えです。

この動きは、米韓両国の政府が推進するテクノロジー分野の経済安全保障戦略とも連動しています。半導体サプライチェーンの強靭化が課題となる中、米国と韓国は先端半導体の生産・開発において緊密な協力関係を構築しつつあります。報道ベースでは、米韓テック企業が絡むAI協業の総投資規模は110兆円超に上るとされており、国家レベルでの産業政策と民間企業の事業戦略が一体となって動いている構図が浮かび上がります。

半導体・AI業界の専門家の間では、今回の提携拡大がHBM市場の勢力図に影響を与えるとの見方が出ています。現在、AI向けHBMはSKハイニックスとサムスン電子、マイクロン・テクノロジーの3社が主要サプライヤーとして競い合っており、エヌビディアとの関係強化はそれぞれの企業にとって受注確保の観点から死活的に重要とみられています。SKハイニックスがエヌビディアとの共同開発をさらに深化させることで、次世代品における技術的優位を確立しようとしているとの分析もあります。

今後の展望として、AI向けデータセンターとメモリー需要は少なくとも2030年代前半にかけて高成長が続くとみられており、エヌビディアとSKグループの提携は長期的な収益基盤の強化につながると期待されています。一方で、地政学的リスクや各国の輸出規制の動向、電力・冷却コストの上昇といった課題も残っており、プロジェクトの進捗には不確実な要素も少なくありません。両社の協業がどこまで具体的な成果を生み出せるか、業界関係者からの関心は今後も続きそうです。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ

この記事はAIキャスター・が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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