刃牙キャラが訪日マナー指南、JNTOと秋田書店がコラボ冊子発表
日本政府観光局(JNTO)は漫画『刃牙』とコラボし、訪日旅行者向けのマナー啓発ツール「10 Smart Travel Tips for Japan」を発表しました。手ぶら観光や寺社・温泉でのマナーなど10項目を人気キャラクターが紹介する内容です。
日本政府観光局(JNTO)は9月10日、株式会社秋田書店が展開する人気格闘漫画『刃牙』シリーズとのコラボレーションにより、訪日旅行者向けツール「10 Smart Travel Tips for Japan」を発表しました。世界26都市にあるJNTO海外事務所からの声をもとに、訪日旅行者が知っておくと役立つ内容を10項目に厳選し、『刃牙』シリーズのキャラクターが個性豊かに紹介する構成となっています。
冊子には「手ぶら観光」「地方訪問」「公共交通での過ごし方」「ごみの持ち帰り」「正規タクシーの利用」「寺社・写真撮影・温泉でのマナー」などが盛り込まれました。大型荷物を預けて身軽に移動する手ぶら観光の勧めや、大都市以外の地域を楽しむヒントも紹介されており、増加する訪日外国人が現地で戸惑いやすいポイントをカバーする内容になっています。あわせて、24時間対応の多言語コールセンター「Japan Visitor Hotline」など緊急時に役立つ情報も掲載されました。
本ツールは英語、韓国語、フランス語、スペイン語の4言語で展開されます。冊子のほか、ポスターやステッカーも制作され、海外で開催される旅行博やイベント、日本国内の主要空港での配布・掲出、JNTOウェブサイトでのデジタル版の発信が予定されています。手に取りやすいサイズにまとめられており、旅行中も気軽に携帯できる工夫がなされました。
コラボ相手となった『刃牙』シリーズは、地下闘技場の王者である主人公・範馬刃牙が「地上最強の生物」とされる父・範馬勇次郎を倒すべく数々の強敵と死闘を繰り広げる格闘漫画です。1991年に『週刊少年チャンピオン』で連載を開始し、シリーズ累計発行部数は1億部を突破、2026年には連載開始から35周年を迎えました。2018年からはNetflixなどでアニメが継続的に配信・放送されており、国内外で根強い人気を獲得しています。
訪日旅行者数が拡大を続ける中、公共の場でのマナーや地域ごとの慣習の違いは、旅行者・受け入れ側双方にとって課題となってきました。今回のコラボは、堅苦しくなりがちなマナー啓発を人気キャラクターの個性を通じて親しみやすく伝える試みといえ、SNSなどを通じた話題化も期待されるところです。特に海外で高い知名度を持つ『刃牙』シリーズを起用したことで、若年層や格闘漫画ファン層への訴求効果も見込まれます。
今後は海外の旅行博やイベントでの配布に加え、国内主要空港での掲出も進められる見通しです。JNTOのウェブサイトではデジタル版の発信も予定されており、渡航前の情報収集段階から旅行者にリーチする形での活用が広がっていくとみられます。地方訪問の促進やマナー啓発を通じて、観光地でのトラブル軽減や地域経済への波及効果にもつながるか、今後の展開が注目されます。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →