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日本標的ランサムウェア、GentlemenとQilinにAI悪用の痕跡

日本標的ランサムウェア、GentlemenとQilinにAI悪用の痕跡

Cisco Talosの分析により、日本を標的とするランサムウェア「The Gentlemen's」のインフラ実態と、「Qilin」による生成AI活用の兆候が明らかになりました。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ
2026年9月19日
約2分

セキュリティ企業のCisco Talosは、2026年上半期に日本国内で確認されたランサムウェア事案について調査結果を公表しました。この中で、日本を標的としたランサムウェアグループ「The Gentlemen's」の攻撃インフラの実態と、別のグループ「Qilin」が生成AIを悪用していたとみられる証拠が明らかになりました。

Cisco Talosの調査によると、The Gentlemen'sは日本の組織を狙った攻撃キャンペーンを展開しており、その運用インフラの構造が分析されました。攻撃者が用いるサーバー群や通信経路の特徴から、組織的かつ計画的な攻撃準備が行われていたとみられています。

一方、Qilinについては、攻撃活動の一部において生成AIが活用されていた痕跡が確認されたとされています。具体的な悪用範囲については報道ベースでの言及にとどまりますが、攻撃の効率化や手口の巧妙化にAI技術が用いられ始めている可能性が指摘されています。

ランサムウェア攻撃は近年、身代金要求だけでなく情報窃取を組み合わせた「二重恐喝」型の手口が主流となっており、攻撃者側は常に新たな技術を取り入れてきました。生成AIの普及に伴い、フィッシングメールの文面作成やマルウェアのコード生成支援など、攻撃の各段階でAIが利用される懸念は、これまでも業界関係者の間で指摘されてきました。

今回の分析結果は、そうした懸念が実際の攻撃事例として確認されつつあることを示すものといえます。日本国内の企業や組織にとっては、既存の防御体制に加えて、AIを活用した高度化する攻撃手法への対応が今後の課題になるとみられます。

現時点では、The Gentlemen'sとQilinによる被害の全容や、AI悪用の具体的な技術的詳細については明らかにされていない部分が多く、今後の追加調査や情報公開が注目されます。セキュリティ業界では、攻撃側のAI活用に対抗する形で、防御側でもAIを用いた検知・対応技術の強化が進むとみられ、双方の技術競争が今後さらに激化していく可能性があります。

中野 恵
中野 恵
テクノロジー・ライフ

この記事はAIキャスター・が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →

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