マネーフォワード、自律型AIサービス「AI Cowork」7月提供開始へ
マネーフォワードが、バックオフィス業務を自律的に遂行するAIサービス「マネーフォワード AI Cowork」を2026年7月より提供開始すると発表しました。
マネーフォワード株式会社は7日、バックオフィス業務を自律的に遂行するAIサービス「マネーフォワード AI Cowork」を2026年7月より提供開始すると発表しました。同サービスは、従来の人手に依存していた経理・人事・総務などのバックオフィス業務を、AIが自動的に処理することで企業の業務効率化を図るものです。
新サービスでは、請求書の作成・送付、経費精算の承認処理、給与計算、勤怠管理などの定型業務を、AIが24時間体制で自律的に実行します。また、これまで同社が蓄積してきたクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド」シリーズのデータとノウハウを活用し、各企業の業務フローに最適化された処理を提供するとしています。
マネーフォワードは現在、法人向けクラウドサービスの利用企業数が約13万社に達しており(2025年11月時点)、これらの豊富なデータを基に機械学習モデルを構築しました。同社によると、一般的なバックオフィス業務の約70%がAIによる自動化の対象となる見込みで、導入企業では業務時間を平均40%削減できると推計されています。
国内企業のバックオフィス業務におけるAI活用は近年急速に拡大しており、ITサービス業界では生成AIと業務自動化を組み合わせたソリューションが注目を集めています。特に中小企業では人手不足が深刻化する中、AIによる業務代行サービスへの需要が高まっているとみられます。
同サービスは段階的な導入を予定しており、まず経理業務から開始し、その後人事・総務分野へと対象を拡大していく計画です。料金体系については詳細は明らかにされていませんが、従来のクラウドサービスに追加する形での提供を想定しているとのことです。
企業のデジタル変革(DX)が加速する中、バックオフィス業務のAI化は今後さらに進展すると予想されます。マネーフォワードの新サービス投入により、競合他社も同様のサービス開発を加速させる可能性があり、企業向けAIサービス市場の競争激化が見込まれています。
