FANZA運営元、AI創作サービス「FANZAスタジオ」を24日先行公開
デジタルコマースが成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」を発表し、8月24日から先行体験を開始します。応募制の審査を通過した参加者にはDMMポイント5000円相当が進呈されます。
成人向けECサイト「FANZA」を運営するデジタルコマース(東京都港区)は8月17日、成人向けAI作品の生成から公開、ファンとの接点作りまでを一つのサービス内で完結できる新サービス「FANZAスタジオ」を発表しました。サービスの運営はデジタル・リンク(東京都渋谷区)が担い、8月24日から先行体験の提供が始まる予定です。正式なローンチ時期については、現時点で明らかにされていません。
FANZAスタジオの特徴は、複数のAI生成モデルをワンストップで利用できる点にあります。モデルごとに個別のアカウント登録や決済手続きを行う必要がなく、生成した作品はそのままサービス内のギャラリーに公開できる仕組みになっています。多くのプラットフォームでは成人向けAI作品の公開に制限が設けられている中、同サービスは「公開できる場」と「作品を届ける相手」を同時に提供することを打ち出しています。
AIモデルパートナーとしては、アニメ調イラストに特化した画像生成モデル「Illustrious」を開発した韓国のOnoma AIが協力することも明らかになりました。生成AIを活用した創作の幅が広がる中、専門性の高いモデルを組み込むことで、多様な表現ニーズに応える狙いがあるとみられます。
8月24日に始まる先行体験への参加は、申し込みページからの応募制となっています。運営チームによる審査を通過した人にのみ、メールで参加方法が案内される仕組みです。申し込み時には、生成してみたいカテゴリー(水着系、職業・コスプレ系、スポーツ系など)や、サービス内へ投稿できそうな作品の枚数を尋ねる項目が設けられています。
参加人数には上限が設定されており、審査を通過した参加者には、生成に利用できるDMMポイント5000円相当が進呈されます。なお、先行体験の終了日については現時点で未定とされています。
生成AIを活用したコンテンツ創作は近年急速に広がりを見せていますが、成人向け分野では作品の公開先が限られるという課題が指摘されてきました。FANZAスタジオは、生成から公開、ファンとの接点作りまでを一気通貫で提供することで、この課題に対応しようとする動きの一つとみられます。
今後、8月24日から始まる先行体験を通じて、利用者の反応や実際の運用状況が明らかになっていく見通しです。正式ローンチの時期やサービスの詳細な内容については、先行体験の結果を踏まえて順次発表されるものとみられ、今後の動向が注目されます。
