野々市市の生活支援商品券、全市民に1万円分配布 取扱店募集は継続中
石川県野々市市は物価高騰対策として全市民に1人1万円分の「ののいち生活支援商品券」を配布しました。取扱店の募集は現在も続いています。
石川県野々市市は、物価高騰の影響を受ける市民の生活を支援し、市内経済の活性化を図ることを目的として「ののいち生活支援商品券」を全市民に配布しました。野々市市ホームページによると、この事業は国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用したもので、商品券には市の「富樫プロジェクト」のキャラクター「富樫家通」がデザインされています。
配布された商品券は1人あたり1万円分(1,000円券10枚)で、総額は5億5千5百万円にのぼります。対象となるのは2026年5月1日を基準日とする住民票上の全市民で、世帯人数分の商品券を1つの封筒にまとめ、世帯主宛てにゆうパックの対面受取限定で郵送する方式が取られました。市によると、5月2日以降に転居した世帯については、郵便局への転居届の提出が必要としています。また、西部中央土地区画整理事業施行区域内の住民については、基準日時点の換地処分前の旧住所が記載されているとのことです。
受け取り時に不在だった場合は、黄色い「不在連絡票」が郵便受けに投函される仕組みで、郵便局での保管期限は2026年6月30日までとされていました。この期限内に自宅への再配達依頼や郵便局窓口での受け取りができなかった世帯については、野々市市役所1階に設置された「ののいち生活支援商品券コールセンター」で商品券を預かる対応が取られており、電話(076-227-6100)での再発送依頼や、本人確認書類を持参した上での窓口受け取りが可能となっています。同一世帯員以外の代理受け取りの場合は、委任状と委任者の本人確認書類の写しの提出が求められています。
商品券が使用できるのは、市内で登録された取扱店に限られます。野々市市商工会では取扱店の募集を随時行っており、2026年4月10日までに申し込みを受け付けた事業者に加え、その後も参加希望の事業者を継続的に募集しています。市が公開している取扱店一覧は2026年8月4日時点の情報として更新されており、対象店舗は順次拡大している状況とみられます。
今回の商品券配布は、物価高騰が家計に与える負担を軽減すると同時に、使用先を市内店舗に限定することで地域経済の活性化にもつなげる狙いがあるとみられます。市民の消費が地元店舗に向かうことで、商店街や小規模事業者への波及効果も期待されます。
商品券の利用期限や取扱店の詳細については、今後も野々市市商工会や市のコールセンターを通じて随時案内が更新される見通しです。市民からの問い合わせは平日午前8時30分から午後5時15分まで、野々市市役所地域振興課のコールセンターで受け付けており、事業の運用状況について引き続き注目が集まりそうです。
