沖縄知事選当選の古謝氏、子供通う学校に爆破予告 就任辞退求める内容
沖縄県知事選で初当選した古謝玄太氏の子供たちが通う学校に爆破予告が届いていたことが分かりました。予告は知事就任の辞退と再選挙の実施を求める内容で、県警が調べを進めています。
9月13日に投開票された沖縄県知事選で初当選した古謝玄太氏(42)の子供たちが通う学校に、爆破予告が届いていたことが18日、県などへの取材で分かりました。古謝氏から相談を受けた沖縄県警が調べを進めています。
県などによりますと、18日までに古謝氏の子供たちが通う複数の学校などに爆破予告が届きました。また、古謝氏の公式ホームページの問い合わせフォームにも17日未明、同様の予告が届いていたということです。内容は古謝氏に知事就任の辞退を求め、再び選挙を実施しなければ子供たちが通う学校や県庁を爆破するというものでした。
予告を受け、古謝氏の子供たちが通う学校では18日、教員らが校内や周辺の見回りを行いました。県庁でも警戒が強化されています。県警は産経新聞の取材に対し「適切に対応していく」と回答しました。
今回の知事選は保守系の新人として出馬した古謝氏と、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対で結束する「オール沖縄」勢力が支える現職の玉城デニー氏(66)による事実上の一騎打ちとなりました。結果は古謝氏が約14万7000票の大差で玉城氏を破り、初当選を果たしました。古謝氏の得票数は過去最多となる42万票超に達したということです。
辺野古移設の是非を巡って県内の民意が長年二分されてきた経緯もあり、今回の選挙結果は県内外で大きな注目を集めていました。そうした中での爆破予告は、選挙結果を受け入れない一部の動きが表面化した形とみられ、県関係者の間でも警戒が広がっています。
古謝氏は9月30日に知事就任を予定しています。県警は予告の発信元の特定や事案の全容解明に向けて調べを継続する方針とみられ、学校側や県庁の警戒態勢も当面続く見通しです。就任式を控える中、関係機関による安全確保の取り組みが今後の焦点となりそうです。

