任期満了に伴う大阪府交野市長選挙は2026年9月6日に投開票され、再選を目指した無所属現職の山本景氏(46)が、大阪維新の会新人で前府議の美好かほる氏(56)を破り、2期目の当選を果たしました。開票の結果、山本氏が大差で美好氏を退けたと報じられています。
選挙戦で美好氏は、子育て世代への支援を前面に掲げ、第2子以降の保育料無償化や不登校支援の充実を訴えました。地域の公共交通の維持についても言及し、効率化を図りながら財政負担を抑える方針を示していました。
一方、山本氏はコミュニティーバスの導入や学校環境の改善、市役所の耐震化工事の着手など1期目の実績を強調し、市政の継続による「好循環」の持続を訴えました。人口増加の維持に向けた計画的な街づくりも公約に掲げていました。
山本氏は交野市出身で、和歌山大学経済学部を卒業後、大阪大学大学院経済学研究科を修了。信金中央金庫勤務や野村證券勤務を経て、交野市議、大阪府議を歴任しました。2022年9月の前回市長選では、自民・立憲・公明・国民民主が推薦した現職の黒田実氏を破り、市長に初当選した経緯があります。今回の選挙は、来春に予定される統一地方選前の大阪府内で最後の市長選となりました。
山本氏は府議時代の2014年、交野市内の女子中学生とのLINEでのやり取りを巡るトラブルが報じられ、大阪維新の会から離団・離党する経緯がありました。その後は交野市議として活動を重ね、2022年の市長選で初当選するなど、政治活動を継続してきました。
同日investigated行われた交野市議補欠選挙(欠員3)には新人5人と元議員1人の計6人が立候補し、自民、共産、諸派、無所属の各候補が名を連ねました。
今後、山本市政は2期目に入り、コミュニティーバスの拡充や学校環境整備、市街地のにぎわい創出といった1期目の取り組みの継続が焦点となる見通しです。大阪維新の会が推す候補を退けた形となったことで、市議会との関係や今後の市政運営の在り方にも注目が集まりそうです。
