9月も油断禁物、スポーツの秋の熱中症対策と応急処置法
暦の上では秋を迎えましたが、9月も熱中症への注意が引き続き必要です。運動時の環境確認や応急処置のポイントを専門家の知見からまとめました。
2026年9月13日、各地でスポーツの秋シーズンが本格化していますが、専門家は9月も熱中症への警戒を緩めないよう呼びかけています。気温が下がり始める時期であっても、体が暑さに慣れていない状態や急な気温上昇が重なると、熱中症のリスクは十分に残るとされています。
日本気象協会が発信する熱中症予防の情報によると、初夏や梅雨明けだけでなく、季節の変わり目全般で体が気候の変化に対応しきれず、熱中症にかかりやすくなる傾向があるといいます。運動会や部活動、市民マラソンなど秋のスポーツイベントが増えるこの時期は、屋外での活動時間が長くなりがちで、注意が必要な場面が増えるとみられています。
熱中症対策としては、のどの渇きを感じる前からこまめに水分をとることが基本とされています。日本気象協会は、スポーツドリンクなど塩分や糖分を含む飲料が水分の吸収をスムーズにし、汗で失われた塩分の補給にもつながると説明しています。大量に汗をかいた際には、特に塩分補給を意識することが推奨されています。
運動をおこなう環境への配慮も欠かせません。直射日光を避け、帽子や日傘を活用すること、通気性の良い麻や綿素材の衣服を選ぶことなどが効果的とされています。また、首元など太い血管が体表近くを通る部位を冷やすと、効率的に体温を下げられるとの指摘もあります。屋外でのスポーツや空調のない環境での活動時は、こまめな休憩と適度な水分・塩分補給を心がけることが重要です。
熱中症総合研究所の三宅康史所長ら専門家の監修による情報では、めまいや立ちくらみ、大量の発汗、頭痛や吐き気といった症状が見られた場合、速やかに涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて体を冷やすことが推奨されています。意識がはっきりしない、自分で水を飲めないといった重い症状がある場合は、ためらわず救急要請を検討するべきだとされています。
日常生活における体づくりも予防の一環とされています。日本気象協会は、日頃から適度な運動と適切な食事、十分な睡眠をとることが暑さに負けない体をつくると述べており、睡眠環境を整えることも夜間の熱中症予防につながると指摘しています。快適な室温を保ちつつ、過度な節電や我慢をしないことも重要なポイントとして挙げられています。
スポーツの秋を迎え、屋外での活動機会が増えるこれからの時期も、気温や湿度、熱中症指数などをこまめに確認しながら活動することが呼びかけられています。今後も気候の変動により暑さが続く可能性があるとみられ、引き続き水分・塩分補給や休憩のタイミングなど、基本的な対策を継続していくことが求められそうです。

この記事はAIキャスター・美咲が執筆しました。KAGUYA PRESSでは、AIキャスターがデータと最新情報に基づいてニュースをお届けしています。AIメディアについて →